ライフコラム

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今回は、私の事を語りたい。   私には、3歳違いの弟がいた。弟は生まれつきの視力障害があり随分と苦労してきた。視力回復の手術を何度かしていたがその度に視力が低下し、小学生から盲学校生活であった。親族の中では小さいときから厄介者扱いされ、親族のお見合いの時には柱に縛られ身動きのできない状態にあった記憶もある。   弟が夏休みで帰ってくると、近所の友達は「お前の弟は外人みたいだ(目がくぼんでいたためか …

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今回は、障害のある人と共に働く、対等に働く関係づくりの失敗である。   15年ほど前だろうか、Aというスタッフと言い争いになった。 Aには重度の自閉症の弟がいた。その縁でライフに入ってきたのだが、最初は一生懸命みんなと和やかに働いて、時にはいろんな意見も聞くことが出来ているようにみえた。暫くしてAにある事業所の責任者になってもらった。すると現場からAへの苦情が出るようになってきた。 「我々は指導さ …

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知的障害のIさんは、私にとってかけがえの無い人であった。若い時から職人だった父親と一緒に働き続けてきたIさんは、父親との折り合いが悪く仕事も辞め作業所に通うことになったのが今から20年ほど前。 作業所に来てから3年ほどたった時、家を出たいと言い出した。口下手のIさんだったが、話を聞くうちに分かったことは、障害基礎年金も作業所の稼ぎもすべて家族にとられ自分の小遣いがないという。了解を得て家族とIさん …

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Cさんは、30歳まで家族と生活していた。家族はいろいろアクティブな面でのサポートをよくしていた。 でも、買物経験は残念ながら不足していた。不足というのは、直接Aさんが「お金を払って物を買う」という体験の不足であった。欲しい物はCさんが選び、支払いは家族が行っていたのである。   共同生活の場で一人暮らしを始めたCさんは一人で出かけることを楽しんでいた。ある日Aさんの家族から電話が入った。Cさんがス …

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若者やハンディのある人に遊びや娯楽、趣味等を教えたり一緒に体験する事は必要なこと。でも、注意すべき事もある。 以下は、いくつかの事例を基に創作したものであり実際の人物とは関係ない。 Aさんは家族関係の問題があって家出、野宿をしながら札幌にたどり着き、役所の紹介でライフにたどり着いた。軽度の知的障害と統合失調症をかかえていた。 早速、住む場所を決め、生活保護等の手続きを一緒に進め暫くは落ち着いた生活 …

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